独学派のための参考書・問題集・参考図書データベース 学問・受験(大学受験) 超効率重視型
究極の大学受験合格勉強法
勉強の鉄則


<勉強の鉄則> [記憶法]
文章をそのまま記憶しようとしていませんか?


<落ちる記憶の仕方>

★何か文章を暗記するときに、文章のまま暗記しようとしていませんか?文章のまま暗記するというのはとても効率の悪い記憶法です。言い方をかえると最悪の暗記法といっていいかもしれません。

★文章をそのまま暗記するのはほとんど脳に残りません。だから、何度暗記しても忘れてしまうようになります。最終的には暗記そのものが嫌いになって勉強ができなくなります。

★最悪の記憶法を簡単にあげてみます。

□文章を文章のままそのまま記憶しようとする
□文章を記憶するときに黙読している(目だけを使っている)
□自分だけで暗記している
□一度で記憶しようとする
□教科書などをまわすということをしない(1回しか読まない)


合格する記憶の仕方 <記憶の回数>
□文章を文章のまま暗記するのではなく文章をイメージに転換して記憶する
□単語を記憶するときは、イメージで連合させて記憶する
□何度も反復して記憶しようとする
□文章を記憶するときに音読したり書き写したりして記憶している
□第三者がいると仮定して、その相手に教授するように記憶する

★エビングハウスの忘却曲線によると人間はあっという間に忘れてしまう生き物です。次の日には大半は忘れており、昨日一生懸命記憶したのにと呆然としてしまうと言うようなことがおこります。

エビングハウスの忘却曲線
20分後 42%忘却する
1時間後 56%忘却する
1日後 74%忘却する
1週間後 77%忘却する
1ヶ月後 79%忘却する

★これを防ぐには短時間で反復継続する。1週間以内にもう1度繰り返す。さらに1ヶ月以内にもう一度繰り返す、ということが必要になります。

★そういう点から考えると、完全主義の人はじっくり着実にやっていくので1冊の参考書などを1年に1回しか回すことができず、結局最後のほうになると最初のほうを完全に忘れていて、「自分は頭が悪いんだー」と思うようになってしまうことになります。

★これはやり方が完全に間違っているのです。基本は、短時間に反復継続です。1回で覚えられなくていいのです。1回で覚えられなくていいから、短時間に反復することが大事なのです。1回で覚えられるなどというのは天才です。例えばわたしの場合は、1年間で世界史の教科書を30回は回しました。要するに、一回目はテープに録音して、あとはそのテープを3倍速などで聞きながら本を読んで何度もまわすようにしたのです。いまならオーディオブックのようなものも出ているのでそれを利用すればいいでしょう。


合格する記憶の仕方 <イメージに転換>

★文章を暗記するときは右脳を使います。右脳暗記です。右脳暗記といっても特殊な器具を使ったり、瞑想したりするわけではありません。右脳暗記とはどういうことかというと、イメージに転換して暗記するのです。

★例えば「XXXX年○○の乱」というものを暗記するときには、ただ文字のまま暗記するのではなく、地図帳でどの地方で起こった戦乱なのか、そのときの大将の顔写真、図説や資料集の絵などをふんだんに利用し、イメージと共に記憶します。すると、脳内のいろんな分野を使って記憶をすることになるので、たとえ文章を思い出せなくても、絵を思い浮かべてそこからたどって記憶を喚起したりすることが可能になります。


合格する記憶の仕方 <イメージを奇想天外に融合>

★また、関連性のない単語をいくつも覚えなければいけないときは、その単語を1個1個イメージに変換して現実的にはありえない形で組み合わせていきます。

★例えば、「猿、真珠、車、馬、火事、頭、地図、マスク、哲学、春」などというなんら脈絡のない単語を、順に記憶しなければいけないときは、単語をそのまま記憶するのではなく、まずイメージに転換します。そしてそのイメージを現実的にはありえない形で組み合わせていきます。

例えば・・・・
がいて、その猿の目の玉が真珠でできていて、その猿がを暴走運転してをひき殺した。その瞬間を目撃していた目の前の家のご主人が驚いて誤ってタバコの火をこぼしてしまい、大火事がおき、をやけどして血が噴出しているその家の主人が家から飛び出してきて、なぜか家の主人の腹巻が地図でできていて、その主人のおでこには、絆創膏がないので代わりにマスクで止血がしてあって真っ赤に染まっている。そしてその様子を横で見た哲学者花見(春)をしている。

★というような奇想天外な展開のイメージを思い浮かべます。奇想天外であるほどイメージは強烈に脳に焼きつき記憶がしやすくなります。この記憶法は世界記憶力コンテストに8回優勝したドミニクオブライエンさんもやっている方法で物凄い効果があります。わたしはこの暗記方で、無意味な単語の羅列などをしっかりと記憶する方法を習得しました。


合格する記憶の仕方 <目で見る以外に複数同時に多くの刺激を脳に与える>

★目で見るだけだとその部分の脳しか使いません。そこで、目で見て終わらせるだけではなく文章を読むときは音読します。音読することによって、目で見た情報を文字情報と認識しその部分の神経回路を構築・経由します。さらに、その文字情報を今度は音声に変換するためその部分の脳の神経回路を構築・経由し、さらに音声に変換する神経回路から言語を発生する部分の神経回路を構築・経由するという過程を経ます。

★さらに覚えようと思う単語や文章は字に書いて覚えます。すると、目で見た情報を今度は文字に書くという神経回路を構築・経由します。さらにその文字を手で書くために運動のための神経回路も構築・経由します。

★このように、沢山の刺激を複数同時に刺激することによって脳の神経回路はより複雑に絡み合うようになり、たとえ1つの神経回路が切断されても他の神経回路を経由して除法を出すということが出来るようになります。このほか、リスニングを利用したりする方法もあります。

目で見て理解するだけの場合

目で見る→文字情報として認識する脳だけ利用→記憶が定着しにくい

目で見て音読し、文字に書く場合

目で見る ┬→ 情報を認識→文字情報に変換→文字情報を音声情報に変換→音声を出すための脳も使用→音声に出す
└→ 情報を認識→文字情報に変換→文字情報を書く情報に変換→書く運動脳を使用→書く───────
複数並行して行うことにより、神経回路はより複雑に絡み合い記憶が強固になる←──


合格する記憶の仕方 <第三者に教えるように勉強する>

★さらに、自分で納得して終わるのではなく、第三者を仮定して、あたかもその人に教えてあげるように勉強します。聞かれたらすぐにでも答えられるように勉強するのです。そして、実際に相手がいなくても壁に向かって自分自身で説明できるか確認します。

★すると、人に教えるにはより丁寧に理解しなければなりませんので自分自身の理解の充実につながり記憶力向上に役立ちます。この方法は伊藤真氏の「夢をかなえる勉強法」にも書かれています。


<まとめ>
1:短時間に反復継続してまわそう
2:文字情報は家m-時に返還
3:複数の単語を覚えるときはイメージを奇想天外に融合させ物語を作る
4:目で見る以外に複数同時に多くの刺激を脳に与える
5:他人に教えるように学習しよう(聞かれたらすぐにでも答えられるように)

目次にもどる


inserted by FC2 system