独学派データベース >> 学問・受験 >> 「英語⇔英語」 >> 2:語学学習(英語)の基本はリスニングにあった!


2-4:なぜ聴く(リスニング)ことが大事なのか?


■これまでの文章から、リスニングがなにかしら英語の勉強に役立つかもしれないことはご理解いただけたかと思います。しかしなぜ聴く(リスニング)ことが英語学習にとって大事なのでしょうか?以下ではそれを説明したいと思います。


■私たちは学校では、リスニングはあまり重要視されず(×)、リスニングの大切さは習ってきませんでした。


■私たちが今まで学校で習ってきた勉強の順番というのはこのようなものでした。
「教科書を読む」 → 「文法」 → 「単語」 → 「熟語」 → 「構文」 → 「長文」 → 「リスニング」
つまり単純化すると私たちが学習してきた順序は
「読み」 → 「書き」 → 「リスニング」 → 「話す(英会話)」(×) 
このような順番で私たちは英語を学習してきたのです。


■しかし前にも登場していただいたXさんいわく、その勉強法は根本から間違っているようです。なぜなら、第一、私たちが子供のころ語学を習得したときに「文法 → 単語 → 熟語 → 構文 → 長文 → リスニング」などという方法では勉強しなかったはずだからです。


■私たちが子供のころ語学を習得して言った順番は、
自然と親のしゃべっていることを「聞いて」
それから親のしゃべっている言葉を「まねて」
次第に言葉を覚えてから簡単な「会話(話す)」をし、
だんだんと高度な「会話(話す)」を学んでいき
そのうちに「読み」を覚えそれから「書き」を覚えていった
はずです。そうやって語学を習得していったわけです。ところが現代の英語教育というのは、私たちが子供のころやってきた言語の学習過程とは全く逆から行われているのです。


■しかし現代の英語教育がそのような逆の順、つまり会話やリスニングが最後に回される方法で行われている理由は考えてみればこのように理解されます。詳しくは「『日本語⇔英語』の翻訳型英語勉強法は明治時代の「遺物」」で説明しますが、簡単に言うと、明治時代、日本の大学というのは本来官僚を育成するためにつくられたのです。当時(明治時代)は近代国家を作るために外国から文化や法制度や知識を取り入れるために外国の文献を必死で日本語に訳する必要があったわけです。そのためには「英語→日本語→理解」という英語を日本語に訳すために英語力が必要だったのです。そのためにリスニングで英語を英語のまま習得する能力はあまり重要とされず(×)、むしろ英語を日本語として理解する能力を育成(×)するために読む能力を重点的に鍛えさせられたのです。そのため、リスニングより先に文法や熟語のなどの知識を習得させられたのです。


■しかし時代は変わりました。学者や翻訳者は別としても、今の時代は一人一人が外国人と直接コミュニケーションする時代です。つまり書物の「翻訳」のための英語力はそれほど必要とされなくなってきているわけです。しかし、求められるものは変わってきているにもかかわらず、相変わらず日本では明治時代からの英語教育が行われている(×)のです。それが根本的間違いの原因だったわけです。


■つまり直接コミュニケーションするために必要な英語力、つまり英語を英語のまま習得するためには今までの勉強法とは異なった方法で勉強する必要があるということです。単純化すると、正しい勉強法の順は
「リスニング」 → 「読み」 → 「話す」 → 「書き」 
が正しい順ようです。


■この点、子供の習得順でいったら
「リスニング」 → 「話す」 → 「読み」 → 「書き」
でないのか?と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、その答えはこういうことだそうです。NO●A(潰れましたが、以前は一番有名な英語教室でした(笑))にでも通っているならまだしも、実際の私たちの生活上で英会話をする機会は非常に乏しいのが現状です。もしあなたが親や友人が日常的に英会話をしている空間にいるのならば「リスニング」 → 「話す」 → 「読み」 → 「書き」が正しい順ですが、通常私たちのいる空間は日本語の空間であって、英会話をするという環境にないので、この「リスニング」 → 「話す」 → 「読み」 → 「書き」 順でやらなければならないとすると永久に機会を失ってしまうのです。そういう理由から、「リスニング」 → 「読み」 → 「話す」 → 「書き」が本来の道理に沿った正しい順番ということになりますそうです。

■よって、語学を習得するにはまず
「リスニング」から入る事が大事だ
と言うことになるのです。


つぎに、リスニング勉強法はなぜ私のようなバカにもできるのか書きます(笑)

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