独学派データベース >> 学問・受験 >> 「英語⇔英語」 >> 4:究極のリスニング教材はなにか?


4-5:聖書で英語の勉強/リスニング重視/英語⇔英語
の勉強を薦める知識人の声


■このページでは聖書リスニングを重視英語を英語のまま習得することの重視をしている知識人の声を紹介してみようと思います。

※赤字は管理人代理Dがつけました

自分の小さな「鳥カゴ」から飛び立ちなさい ※ハーバード大卒、国際決済銀行や経済協力開発機構を経て現在京都大学国際高等教育院教授
P87〜 「英英辞典」で英語で考えるクセをつける 「英和辞典」を使ったほうが早く正解にたどり着くことが出来ます。しかし、単に日本語に置き換えてしまうのではなく、英語を英語で説明することによって英語で考えるクセが身につきます。また、専門用語や普段あまり使わない単語は暗記していないものですが、適当なが単語が見つからなくても、単語の意味を説明することで会話を進めることができます。(略)どんな辞書を使うのかは好みもありますが、最初から難しい物を用意する必要はありません。(略)このように日本語から外国語に変換するのではなく、最初から外国語で考えることに慣れること。(略)外国語で考えることができるようになれば、すぐに上達します。1つの外国語を学ぶと他の外国語も習得しやすくなる秘訣は、外国語で考えられるようになること、わたしはそう実感しています。
池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」 わかりやすい解説で有名な日本のジャーナリスト NHK週刊こどもニュースのお父さん役でも有名
P57〜 欧米のさまざまな文学作品や論文を読むと、読者にキリスト教的な常識があることを前提に論理が展開されていることが多いのです。だから、将来あなたが欧米の小説や論文を理解しやすくなるように、一度は旧約聖書や新約聖書を読んでおくことをお勧めします。別にキリスト教信者になりなさい、と言っているわけではありません。欧米の文化や人々の発想を知るためには、教養として旧約聖書や新約聖書を読んでおくといいよと言うことです。
古代への情熱―シュリーマン自伝 (岩波文庫)  ※18ヶ国語を操りトロイア遺跡を発見した考古学者であり実業家
P25 私はあらゆる言語の習得を容易にする一方法を発見した。このかんたんな方法とはまずつぎのことにある。非常に多く音読すること決して翻訳しないこと毎日一時間をあてること常に興味のある対象について作文を書くこと、それを教師の指導によって修正すること、前日直されたものを暗記して、つぎの時間に暗誦すること(略)私はこのような方法をなんぴとにも推薦する。このようにして私は半か年の間に英語の基礎的知識をわがものにすることができた。つぎに私は同じ方法をフランス語の勉強にも適用して、つぎの六ヶ月でそれに熟達した。(略)この不休の猛勉強によって1年間に私の記憶力は強くなり、オランダ語、スペイン語、イタリア語、およびポルトガル語の習得が非常に容易になった。

P36 私は2ヵ年にわたって、ひたすら古典ギリシア文学に専念して、この時日の間にほとんどすべての古代古典作家をざっと呼んだが(略)ギリシア語文法といえば、私はただ名詞変化と規則動詞と不規則動詞を学んだだけであって、貴重な時間の一瞬も、文法上の規則の勉強のために費やさなかった。そのわけは、ギウナジウムの8か年を通じて、たしかに時にはさらに長く、退屈な文法上の規則に苦しめられいじめられたすべての若者のうちで、ただの一人も一見して明らかな数百の誤りを犯すことなしに、1通のギリシャ語の手紙も書くことが出来ないことを私は知っていたから、私は学校でとられている方法は全く間違っていると、かたく信じなければならなかったからである。私の見解では、ギリシャ語文法の基礎的知識はただ実地によってのみ、すなわち古典散文を注意して読むこと、そのうちから範例を暗記することによってのみ、わがものとすることができるのである。私はこの最も簡単な方法によったために、古代ギリシャ語をまるで現行語のように覚えた。こうして実際に私はそれを全くりゅうちょうに書き、またどのような題目についてもやすやすと話し、またいつまでもこの言葉を忘れることは無い。私はそれが文法書に記入してあるか、否かは知らないにしても、どのような文法の規則も知っている。

「ピーター流らくらく学習術」 ピーターフランクル (岩波ジュニア新書) ※12ヶ国語を操り71年数学国際オリンピック金メダル 大道芸人

P114〜121 外国語を勉強するときは、ほかの事を勉強する際も、その道の上手な人をまねすればいいとぼくは思っています。 〜略〜 外国語を勉強するときはだれの真似をすればいいでしょうか。 〜略〜 そこらにいる小さな子供なのです。 〜略〜 子供がしないのに大人がしていることを二つ紹介します。ひとつは文法の勉強です。 〜略〜 もう一つ、子供がしなくて大人がすることは翻訳です。子供が翻訳できないのはあたりまえです。他の言語はまったく分かりませんから、もちろん翻訳することはできません。このことから、翻訳をしなくても言語は勉強できるということがわかります。翻訳しないからこそ、いろいろな概念を正確に覚えることができるのです。 〜略〜 翻訳しないからこそ、子供の頭には正しい概念が生まれるのです。 〜略〜 僕は外国語で話す際には、できる限り頭の中では翻訳をしないことにしているのです。

「英語は聴くだけでモノにできる―1日20分でめきめき上達する」 長谷川潔 (ごま書房)  ※横浜国立大学教授 

P204〜 英米人の文化のバックボーンをなしているのは、言うまでもなく聖書です。映画や小説などにも、しばしば聖書の文句が引用されます。また、社会の動きなども英米人の価値観、倫理観の基礎となっている聖書抜きにしては、本質的には理解できない部分が多い事は、皆さんもよく経験されていることでしょう。 私も、アメリカに留学する以前に、聖書学校で徹底的に英語で聖書を読まされました。今にして思えば、これは大変に役立つ勉強でした。 〜略〜 こうした聖書の中のフレーズなどは英米人との会話の席ではちょくちょく顔を出します。英語を通して英米人のものの感じ方に触れたいと思うなら、この聖書への理解は必要なもののひとつでしょう。 そういう意味で、聖書を読むなら、一番いいのはもちろん英語で書かれた聖書です。 〜略〜 聖書の英語は非常に簡潔でわかりやすいものですから、出来れば直接この英語の聖書に触れていただきたいと思います。

「TOEIC最強の学習法」 池田和弘 (日本実業出版社) ※京大卒 TOEIC955点、国連英賢検特A級、英検1級

P70〜71 日本人のリスニングに対する認識はたいていこの程度である。つまり、@全くピンとこないAテストに出るから仕方なくやる と言うだいたい2つのグループに分かれるのである。 〜略〜 しかし、このような認識でいると英語力を伸ばすことはとても難しい。それと言うのも、リスニングは英語を勉強する上で”要”ともいえるとても重要な働きがあるからだ。その働きとは「記憶のツール」である。 リスニングと言うのは英語を聞くことであるが、これはもちろん英語の「音」を聞くことである。ところが、この「音」というのは、何度も聞いていれば自然と記憶に残るという大変ありがたい特徴がある。ここがミソである。 〜略〜 私たちはこれを読んで書いて覚えろと教えられたわけだが、そんなややこしいことをしなくてもこれをテープに入れ、ただ聞くだけで、「音」の形、素泡地「音像」として記憶に焼き付けることが出来る。そうやってまず「音」の形で英語をしっかり頭に入れておいて、後からつづりなどを練習したほうがはるかに覚えやすい。

P72〜73 強力な記憶のルールと言う以外にもリスニングの”効能”はたくさんある。 〜略〜 まずひとつ目は、時間がかからないと言うことだ。目で見たら「ゲゲッ」と思うような500語も600語もあるような英文でも、聞けば3分程度である。単語だって、1000語(延べ)を全部聞くのにホンの20〜30分ほどぐらいしかかからない。次に、リスニングはラクである。 〜略〜 私が言っているリスニングは、ただ素直に英語を聞き、それをそのまま”音”としてカラダに取り組むこと、あるいは、すでに意味が十分にわかっている英語を繰り返し聞くということである。そのような形のリスニングはとてもラクである、ただ聞けばいいのだから。 〜略〜 だから、長時間、大量に学習できる。そして、大量に学習できるから英語がしっかりと確実にあばたの記憶に残っていく。3つ目の利点をいうと、リスニングは机に向かって行う必要がまったくない。 〜略〜 つまり半端な時間を活用して一日2時間ぐらいは軽く学習できるのである。

P73〜 ある単語なり文章なりを自信を持って読めるようになるためには、まず実際にそれがどのように読まれるのかと言うことを耳で聞いてしっかりと確認する必要がある。その役割を果たすのがリスニングなのだ。 聞かないと、読めない、読めないと覚えられない、つまり 語学の勉強とは、 根本的に「まずリスニングありき」なのである。 〜略〜 リスニングは、言葉の勉強の根幹を成す「強力な記憶手段」なのだ。 〜略〜 これが受験英語、実用英語の垣根を越えた”効能”であることは言うまでもない。

「東大生は莫迦になったか 知的亡国論+現代教養論」 立花隆 (文藝春秋社)

P274〜275 エピステーメーはラテン語のスキエンティアにあたり、これが英語のサイエンスの語源で、要するに知識です。それに対して、テクネー技術です。 〜略〜 知識が頭で覚えるものであるのに対し、テクネーは体に覚えこませるものです。知識は講壇講義で教えられますが、テクネーは講義だけでは教えられません。実習が必要です。実習を繰り返して体に覚えこませることが必要です。 〜略〜 頭で覚える知識は、陳述記憶といって、内容を言語化することが可能な記憶です。それに対して、体で覚えるテクネーは、非陳述記憶で、そのエッセンス部分は言語化することができません。これは手続き記憶ともいって、 〜略〜 テクネーの大部分は言語化不可能で、その技の伝承も実践を通じてするしかありません

P276〜 例えば、外国語の習得はほとんどテクネーです。いまも続く日本の英語教育の失敗は、それをもっぱらエピステーメーとして教育しようとして、テクネーとして教えなかった(適切な教師の不足から教えられなかった)ことにあります。要するに、読み書き用英語として言語情報にくだいた形でしか教え(られ)ず、耳と口(聴覚と発声器官総動員)による音声コミュニケーション用としての英語として教えられなかったことにあります。テクネーの記憶とエピステーメーの記憶の最大のちがいは、覚えたことを使うときにあらわれます。テクネーとして体で覚えた技は、考えることなく反射的に発現させることができます。英語をテクネーとして覚えた人は、考え込むことなく普通に会話ができますが、エピステーメー英語しか学ばなかった人は、会話しようと思っても、最初の(あるいは次の)一センテンスをひねり出すのにも考えこんでしまって、スムーズな会話はできません。日本人が日本語で会話するのに全く苦労しないですむのは、日本語環境で育ったおかげで、日本語によるしゃべりの技が自然にテクネーとして身についているからです。言語能力というのは、基本的にエピステーメーとテクネーの双方が関わる必要があるハイブリッド能力ですが、しゃべる能力は特にテクネー部分が大きいのです。それというのも、しゃべるには気管、くちびる、喉、口蓋など、発生に関わる器官のすべてを総動員することが必要で、しかもそれを巧みに連携させる必要があるからです。


次は、XさんがNIVを使って具体的にどうやって勉強していったのか

Xさんの丸秘英語勉強法をみていきましょう

次のページ


目次にもどる


inserted by FC2 system