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独学派のための参考書・問題集・参考図書データベース >> 医学(精神医学・心理学)関連
担当:管理人代理D
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| サイト内でいろいろ使用していますので、 どこのページから来たのか書いてくれるとありがたいm(_ _)m 例: データベースから 勉強不能のための参考文献から など 勉強不能に悩む人へ専用掲示板 までよろしくお願いします。 |
医学関連総合目次 |
| ┌勉強不能に悩む人へ(向上心はあるのにどうしても勉強ができない人へ) ├ゼロからの勉強不能克服法(森田療法の応用)(2個だけ追加 作成中) └そのほかの医学関連 |
| 勉強不能に悩む人へ(どうしても勉強ができない人へ)はここから↓ |
勉強不能に悩む人へ
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| ┌はじめに │ ├私の場合 │ ├もしかしたら皆さんも │ └まずどうしたらいいか │ ├病院検索サイト │ │ ├おくすり検索サイト │ │ └情報収集サイト │ ├オンライン簡易チェック │ └診断手順 │ ├うつ病で勉強不能の場合 │ ├症状 │ ├原理 │ ├最新の研究 │ ├参考ページ │ ├治療法 │ │ ├認知行動療法 │ │ └そのほかの治療法 │ └うつ病関連の参考文献 │ |
│ ├不安障害(旧名:神経症)で勉強不能の場合 │ ├症状 │ ├原因 │ ├原理 │ ├原理(図解) │ ├分類 │ ├最新の研究 │ ├参考ページ │ ├治療法 │ │ ├森田療法 │ │ │ ├森田正馬について │ │ │ └森田療法について │ │ │ ├森田療法とは何か? │ │ │ ├森田の入院療法について │ │ │ ├森田療法(理論)を薦める理由 │ │ │ └森田正馬理論の要点 │ │ ├森田療法を薦める知識人の声 │ │ ├認知行動療法 │ │ └そのほかの治療法 │ └不安障害(神経症)関連の参考文献 │ ├森田療法関連本一覧 │ ├森田正馬による森田療法の本 │ ├森田以外による森田療法の本 │ ├強迫性障害 │ └認知療法・認知行動療法 │ |
│ ├青年期アイデンティティ拡散 │ で勉強不能の場合 ├青年期 / 青年期モラトリアム │ で勉強不能の場合 └スチューデントアパシー (退却神経症)で勉強不能 |
| はじめに |
■ 私の場合
私(管理人代理D)自身、勉強がひどくできない時期がありました。勉強しても勉強しても全く勉強できない状態で、勉強すればするほど勉強が出来なくなるという、受験生にとってとても恐ろしい経験をし、それが数年続いた結果、学業成績がガタガタになりました。具体的には、
私が体験した症状
■何度も何度も勉強しても理解が出来ない
(見えども見えず読めども読めず状態)
■試験になると、今まで勉強してきたことをすべて忘れる
(試験になるとすべてを忘却する)
■英単語帳で記憶しても、全く頭に入ってこず3%も覚えられないほどの記憶障害
■勉強中に雑念が沸いてきて脱線する
(一度聴いたことのある音楽などが頭で繰り返される)
■完全に理解できないところがあると全く先へ進めなくなる
(全か無かの思考に陥り、完全に理解出来ないと覚えたことが無になってしまう)
■本を途中で読むのをやめると、次回読むときにもう一度はじめから
(もしくはまえの切りのいいところへ戻って)読まないと理解できなくなる
■人が一日で読めるような本も読むのに一週間くらいかかる
(精密にしか読めないので、ものすごく時間がかかる 遅読症とも言う)
■何回同じところを読んでも理解できなくなり繰り返し同じところを読んでさっぱり前へ進めなくなる
(見えども見えず読めども読めず状態)
■つかみ所のない漠然とした不安感に襲われる
■不安が起こると何も手につかなくなる
などなど・・・ ※もっといっぱいありましたが略
散々な経験をして、あまりにも勉強ができなかったので、自分は頭が悪いか、もしくは、自分には勉強は向かないのか・・・勉強と言うものに対する能力がないのか・・・将来を悲観視して、絶望感に苛まれ、頭を使って生きていくことはできないのか、そのような人生しか待ってないのかと人生を悲観視しておりました。さらには、脳に障害があるのではないか・・・さらには、遺伝的に疾患があるのではないか・・・とまで勝手に思って絶望しておりました。
このままだと将来危うい、お先真っ暗だ・・・と切羽詰って、ほかにやらなければならないことをすべて放棄して毎日毎日、その日の一日のすべてを精神医学関連の書籍を大量に読み漁るということをしました。(※医者が読むような専門書も少々ありましたが、ほとんどは一般向けの心理学や精神医学の本)ごく一部ですが↓
そうしましたところ、どうやら自分の症状は不安障害(旧名:神経症)(など)であるかもしれない・・・ということがだんだんわかってきました。(※記憶障害なので、当時、本を大量に読んでようやく症状が理解できる位のレベルしかない)
独学で書籍を読みすすめていくうちにいろんな治療法があることがわかったのですがどれも自分に合わなかったり、あるいは経済的に無理だったりして模索を続けていました。そして、独学で書籍を読み漁っていましたところ、森田療法という心理療法に出会って、その中の森田の理論を実践していましたら症状が驚くほど回復して、すさまじく勉強ができるようになったのでした。(以前の状態と比べて驚くほど吸収できるように)森田正馬に出会ってパラダイムの転換が起こったのでした。
今までは本を読むにしても、普通の人が一日もかからないで読める本を読むのに一週間くらいかかっていたくらい遅読症だったりいくら読んでも理解できない記憶障害で、その状態のまま本を読んでいたのですが今では難解な本でなければ一日2〜3冊くらい読めることもあるくらいに回復いたしました。しかも、一度読んだところを読み直したりする症状も改善して、記憶力も上がり、勉強不能から立ち直りつつあります。勉強不能に陥ったことのない人からすれば一日2〜3冊など大したことのない様に思えますが完全なる勉強不能に陥っていた私としては驚くほどの回復ぶりで正直驚いております。
さて、もしかしたらここに来てくださっている皆さんも勉強ができずに悩んでおられる方がいらっしゃるかもしれないということで(多分悩んでおられるから検索してきてくださったと思うので・・・)このコンテンツを作ってみることにしました。勉強できない人の中には、いままで、
自分は頭が悪いから勉強ができないと思ってきませんでしたか? 友達がみんな順調に人生を歩んでいるのに自分だけ取り残されているようで
自分だけ勉強が出来ないという非常な劣等感を感じてこなかったでしょうか?もしかしたらこのページが
勉強不能からの開放のきっかけになるかもしれません。
よく巷では「勉強ができない連中」というのは、こんなふうに思われています。
- 「勉強方法が悪いからだ」
「怠けているからだ」
「勉強してないからだ」
「頭が悪いからだ」
「要領が悪いからだ」などという意見が聞かれますが、本当にそれだけが原因でしょうか?実は、ただ単にそれだけではない場合があるのです。私のように英単語を学習しても、3%も覚えられなかったりなどという症状は、要領が悪いという問題では済まされずこれは明らかに記憶障害です。勉強しているとどうも雑念が沸いて全く勉強が手につかない・・・
なんていうのもこれは問題がある証拠です。向上心はあるのに、やらなければならない勉強になると全くやる気が出ずに逃避ばかりしているというのも問題がある証拠です。単なる勉強不足ならば気にする必要はありませんが普通以上に勉強が出来ない状態あるいは向上心はあるのにやらなければならない勉強が出来ないという方は不安障害(旧名:神経症)などを疑って見るべきかもしれません。生まれつき頭が悪い人はそういないので(脳に障害があるなどの場合は別)よほど勉強ができない人は不安障害(旧名:神経症)などにかかっている可能性は否定できないのです。もしかしたらそれ以外にも精神医学用語で言う 「うつ病」やなどにかかっているのかもしれません。学生の方ならば、上記以外の症状にも青年期の「アイデンティティ拡散」や「モラトリアム」や「スチューデントアパシー(退却神経症)」の場合もありえます。
まず、素人判断はせずに精神科やメンタルヘルス系の病院にいきましょう。(どうしても行きたくないというならば以下に紹介している本を読んで症状を判断してみるのもいいでしょう)これは、治療するために病院に通うということではなくて、きちんとどんな症状なのか診断してもらうためです。医師に正確に判断してもらうことで、治療法が早く見つかり早期に勉強不能から立ち直ることが出来ます。
なかには勝手に自分で症状を判断して海外からうつ病の薬を個人輸入してのんで直そうをしたりしている人もいます。でも誤った治療法だと時間を無駄にするだけだったり、無駄にお金を使ったりあるいは薬による副作用で体を壊したりする原因になります。なるべくならば、一回でいいので医師に見てもらって正確な症状を判断してもらいましょう。
ちなみに、世間一般のイメージとして精神科というと、一般的に突然発狂したりするような精神異常の人が行くようなところというイメージがありますが、実際はまったくそんなことはありません。精神科といっても、ごく普通のサラリーマンや主婦も行っているようなところです。アメリカでは、各家庭それぞれ、かかりつけの精神科医がいます。精神科への偏見は昔からあるようですが欧米では一般的です。世界中にうつ病患者だけでも3億4000万人もいるそうです。偏見を抱く意味なんて全くないといえるでしょう。何も心配することはありません。
◆ 病院検索サイト
病院といってもどこにいったらいいのかわからないという人は
下記のような検索サイトがありますので探してみると良いでしょう。
■病院検索 ・精神科一般検索できます→病院検索JAPAN■おくすり検索サイト
・強迫性障害専用検索→小さなことが気になるあなたへ/お近くの病院検索
・全国十万人以上のお医者さんガイド→http://www.10man-doc.co.jp/
・日本全国精神科ミシュラン→http://psychism.hp.infoseek.co.jp/
・地方別病院検索Medweb→http://www3.medweb2.ne.jp/・おくすり110番・・病院の薬がよくわかる→http://www.jah.ne.jp/~kako/■情報収集
・医者から貰った薬がわかる→http://www.eminori.com/drug/drinf001.html・2ちゃんねる 認知療法スレッド 過去ログ保管庫http://cognosco.hp.infoseek.co.jp/
◆ オンライン簡易チェック
いきなり病院というのも気が引ける人は
まずは病院に行く前に自分でチェックしてみるのもよいでしょう↓
■うつ度検査→鬱度チェック
■うつ病認知検査→うつ病認知尺度 うつ病チェック うつ病チェック
■強迫性障害検査→強迫性チェック
◆ 診断手順
でも、素人判断をすると重大な疾患に気づかないこともあるので病院にいって症状だけでも聞くことをお勧めします。病院では通常以下のように検査されます。(全く検査しないところもありますが)
1:はじめに
からだに明らかな原因が見つかる病気があるかチェックします。内臓などの病気(症状性精神障害)やアルコールなどの症状(薬剤因性精神障害)や脳の病気(脳器質性精神障害)でないことをチェックします。2:上記でないことが判明したら次に、
性格や環境などが原因ではなくおもに、脳内の神経伝達物質の異常(生まれつきという意味ではない)があるかないかをチェックします。つまり、精神分裂病や躁鬱病などの精神科固有の病気(内因性精神障害)でないことをチェックします。3:最後に
以上の症状でないことがわかって初めて不安障害(神経症)と判断されます。これは、性格や環境が原因(脳内の神経伝達物質の異常も若干含まれるらしい)と考えられているようです。
- 4:不安障害(旧名:神経症)と診断されたら
金銭的余裕のある人は さまざまな治療法がありますが、その中の方法として病院に通い、薬物療法(SSRI)で治します。しかしこれは副作用があることを覚悟してください。副作用がない方法としてはさまざまな方法がありますが病院に通院して行う以下のような方法もあります。病院に通い認知療法(認知行動療法)を学んで、治すか、または心理療法では入院森田療法などで治療します。
薬物療法の副作用に耐えられない人や、通院や入院などの金銭的余裕がない人は自分で治す療法がお勧めです。具体的には本を読んで、認知療法(認知行動療法)あるいは森田療法で有名な森田正馬の森田理論(あるがまま)を習得して治療したりします。
重症の勉強不能の場合、さまざまな手順を覚えなければならない認知療法は難しいかもしれません。もしそのような場合は森田療法の森田理論(あるがまま)を本により習得することをお勧めします。※参考:不安・抑うつ臨床研究会編、「不安症の時代」
| うつ病で勉強不能の場合 |
■ うつ病の症状
※うつ病にかかると以下の症状が現れます(勉強不能に関係のある症状だけ載せます)
─ うつ病の症状 ─ ◆抑うつ気分
滅入った気分になる
◆気分の日内変動
朝方に抑うつ気分になることが多い
◆悲哀感
なぜだか悲しくて涙が出てくることがある
◆不安感
漠然とした不安感。意味もなく不安になる。
◆絶望感
もう自分の人生に明るい未来はないんだという感情
◆焦燥感
何もかもうまく行かないような気になりあせる気持ちになる◆不眠症
うつ病の場合は神経症と異なって本当に不眠症になる
◆倦怠感
激しい運動もしてないのに体中がだるくなる
◆苦悶感
◆心気妄想
◆罪業妄想◆自殺念慮
死にたいう死にたいと思うようになる。うつ病の場合は実際に自殺にいたってしまうケースが多い。うつ病の落ち込み期と治りかけ期が危ない。
◆自殺企図
実際の自殺未遂行為。うつ病の場合は実際に自殺にいたってしまうケースが多い。うつ病の落ち込み期と治りかけ期が危ない。などが起こります。一日中(あるいは定期的に)悲壮感や絶望感に駆られるので、勉強どころではなくなり、勉強が全くできないという状態に陥ってしまいます。
■ うつ病の原理
製作中
最新の研究では脳内の神経伝達物質であるセロトニン(Wikipedia)という物質が減少しているということがわかっており精神科医などで、抗うつ剤の SSRI(Wikipedia) などを処方してもらえます。SSRIは「パキシル」 「ルボックス」 「デプロメール」 「プロザック」(参考:Paxilについて)などという薬の名前で売られています。これらの薬は強迫性障害にも聞きますのでその治療薬としても使われます。病院に行ってうつ病と診断されるとほとんどの場合薬を出されます。
SSRIは「選択的セロトニン再吸収抑止物質」の略で脳内のシナプスというところで放出されたセロトニンは通常再取り込みされるのですが、うつ病の人はシナプスのところで足りない状態になっているので、その再取り込みを阻害することによって、脳内セロトニンの濃度を保つことにより、うつ病が改善されるそうです。
ただし、SSRIは最新の薬で昔の薬のように深刻な副作用を及ぼすものではなくなってきているものの、今でも副作用はあります。具体的には以下の副作用があるようです。
─ 薬の副作用 ─
一般的な副作用
■頭痛
■眠気
■倦怠感
■吐き気
■胃痛■口の渇き
■便秘
■下痢
■性欲の低下■発疹
■かゆみ
■排尿しづらくなる
■目眩(めまい)重い副作用の場合
■不安
■焦燥
■興奮
■混乱■発汗
■体の微妙な震え
■痙攣■意識朦朧
■幻覚
■肝障害参考
■パキシルの副作用
http://glaxosmithkline.co.jp/medical/excl/paxil/fukusayou/p18.html
■ルボックス
http://www.imasy.or.jp/~tkino/luvox.html
なお、薬の併用でもさらに深刻な症状が出る場合もありますので、インターネットなどで個人購入して勝手に飲むようなことはやめましょう。
ところで、薬しか治療法がないかというとそうでもなくベックの考案した認知行動療法(Wikipedia)(薬剤を使用しないで認知の歪を直し、考え方を修正していく療法)という療法で治すことができます。この療法は自分で行うこともできます。
いずれにしましても、うつ病は放って置けば治るというものではなく、放っておくとどんどん悪化して最終的には自殺にいたるケースが多いので早期に医者に行って治す必要があります。
・Wikipedia(フリー百科事典) うつ病
■ 治療法
■ 認知行動療法
製作中
■ そのほかの治療法
- ■肉を食べよう!
セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンというものから生成されます。トリプトファンは肝臓ではキヌレニンという物質に、脳内と消化管ではセロトニンとなります。
- 神経症(特に強迫性障害)やうつ病の原因として最新の研究では脳内神経伝達物質のセロトニンが足りないということがわかってきています。ではセロトニンとは何か探っていきましょう。
さて、セロトニンが足りなくなるとこれらの症状に影響します。
必須アミノ酸 合成される場所 生成される物質 フェニルアラニン → 副腎 髄質 脳内 交感神経 → アドレナリン ノルアドレナリン ドーパミン トリプトファン → 脳内 消化管 → セロトニン (肝臓ではキヌレニン)
物質 関連する感情 足りないと ノルアドレナリン
ドーパミン→ 幸福感 / 安定感 → 神経症
うつ病セロトニン → 感情 / 情動 / 食欲 / 睡眠 / 生殖 / 運動 / 体温 / 生きがい感 / 充実感 / 物事への関心 / 興味の維持 →
- ところで、必須アミノ酸というのは体内で合成して作り出すことができないので食品からとらなくてはなりません。そして、セロトニンはどんな食べ物に含まれるのかというと、実は肉に多く含まれているようです。ところが、植物や穀物には極少量しか含まれていません。なので肉を食べない人やベジタリアンはセロトニンが足りなくなります。よって上記症状に影響が出ます。
よって神経症・うつ病の人はなるべく肉をとるようにしましょう!
物質 生成される前の必須アミノ酸 含まれる食品 ノルアドレナリン
ドーパミン→ フェニルアラニン → 肉類 植物 穀物 セロトニン → トリプトファン → 肉類 参考文献:高田 明和 心の病気はなぜ起こるか―うつ病と脳内物質(朝日選書)
| ├デビッド・D.バーンズ │ └◎ 〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法 |
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| ├◎ 認知療法実践ガイド基礎から応用まで―ジュディス・ベックの認知療法テキスト |
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| └ 認知臨床心理学入門―認知行動アプローチの実践的理解のために | |||||||||||||||||
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| 不安障害(旧名:神経症)で勉強不能の場合 |
不安障害(神経症)にかかると以下の症状が現れます(勉強不能に関係のある症状だけ載せます)
─ 不安障害(旧名:神経症)の一般的症状 ─ ◆雑念恐怖
勉強中に雑念が沸いてきて集中力が途切れる。もしくは読んでいる語句から妄想が派生したりしてそれにとらわれ勉強から脱線する。頭の中で一度見た映像や一度聴いた音楽が流れて集中できない状態もこれに含まれる
◆詮索恐怖
何回同じところを読んでも理解できなくなり(理解できていないような気がして)繰り返し同じところを読んでさっぱり前へ進めなくなる。また、何度も何度も確かめないときがすまなくなり、それが進むと強迫性障害となる。よく、この症状の人の参考書などの書籍類は最初の方だけ手垢で汚くなって最後のほうはきれいという状態になる
◆不眠症
睡眠不足や、あるいは昼夜逆転に陥り勉強に障害が出てくるそれが肉体疲労にもつながり、勉強困難となる。しかし、うつ病と異なって神経症の場合の不眠症は、実際には寝てるのに本人は寝ていないような気分に支配されている事が多い
◆頭痛・頭重、頭内もうろう
頭の中が朦朧としたり重い感じがして集中できなくなる
◆疲労亢進
過激な運動をしているわけではないのに疲労が起こって、勉強できなくなる
◆脱力感
脱力感が起こり勉強をする気になれなくなる。◆劣等感、小心・取り越し苦労
神経症のために受験を失敗したりすると、それをずっと悩むようになり、劣等感を感じるようになり、自己不全感が今度は強迫性障害などに発展していきます
◆書痙
人まえで文字を書くと震えるようになり、まともな字がかけなくなるような症状 美容師が手が震えて仕事が出来ないというようなものもこの症状の一種
◆記憶不良
記憶力が驚くほど落ちます。ひどい場合、単語帳を真っ黒にするくらい勉強しても一個も覚えられないというような症状にもなります
◆注意散漫
集中力が低下します。雑念恐怖にも似ています。
◆能率減退
勉強していてもひとつのことにとらわれて先へ進まなくなったりします。10分で出来る問題を一問に2〜3時間費やしたり、ひどい場合だと丸一日費やすことにもなります
◆集中力減退
読んで字のごとく
◆読書困難
◆神経過敏
わずかな音にも反応するほどビクビクするようになる
これらの症状は本人にとっては深刻なのですが(治らないと将来性に関わることもある)周りの人からはただ怠けているようにしか思われません。よって、本人は余計に苦しむことになり症状は悪化することになります。また誰も理解してくれないことからだんだん抑うつ気分になり神経症とうつ病が併合することが多いようです。
不安障害(神経症)に陥りそのまま勉強不能となる原因はさまざまです。ここでは、対象を学生に絞って、学生にありそうな勉強不能に陥る不安障害の原因をいくつか挙げてみましょう。あくまで具体例です。そのほか考えてみるといろんな症状があるでしょう。不安障害の人は繊細で物事を一生懸命に考えるところがあるようです。なので、自己の不安や恐怖にとらわれ、考えすぎて、ますますその不安などの現象にとらわれ不安障害になっていきます。また、他人への配慮も気にしやすい性格なので、他人が自分をどう思っているかなどもひどく気にするようになります。そういうところから対人恐怖や醜形恐怖になることもあります。この点、単なる堕落性、意志薄弱性などの人がそこから不安障害になることはないようです。ニート(ただ単に働きたくないというニートの場合)や非行少年(虞犯少年)は不安障害にならないそうです。また、病になるのではないかという不安と違って、実際の病になると不安がっている暇はなくなり一時的に不安障害が治るという現象も起こるそうです。
□受験に失敗
□学歴社会のレールからはずれる
□学業への挫折
□学業への意欲喪失
□こうありたいという理想と実際の現実とのギャップ
□友人の成功と自己の挫折
□低学歴への劣等感
□容姿の劣等感(醜形恐怖)
□さまざまな劣等感
□自己不全感
□失恋
□友人(親戚など)の死
□社会に出たくない(出たいけれど出れない)
□自信の欠如
□孤独感
□友人(教師など)からのイジメ
では、どのようなプロセスで勉強不能になるのか簡単に見てみましょう(ちょっと強引な因果関係ですがあくまで一例です)
□受験に失敗 → 挫折 → 劣等感 → 自己不全感(自分はだめな人間だという強迫観念) → 強迫性障害
→ 時間の浪費 → 生活の破綻 → 勉強不能
□受験に失敗 → 挫折 → 劣等感 → 記憶障害 → 勉強不能
□学業の挫折 → 劣等感 → 自己不全感 → 記憶障害 → 勉強不能
□知人の死(例えば心臓麻痺など) → 恐怖感 → 心臓に気が執着 → 何かの原因で心悸亢進(心臓の鼓動が増す)
→ 死ぬのではないかとパニック → 常にその症状にとらわれるようになる → 不安 → 勉強不能
□社会に出たくない(恐怖感含む) → 学校の中退や休学 → 劣等感・不安 → 抑うつ状態や全般性不安障害 → 勉強不能
□通常の雑念(不安) → 雑念(不安)を消そう消そうとする → ますます症状が消えなくなる → 余計に気にするようになる
→ 雑念(不安)恐怖 → 勉強不能
□失恋 → 挫折 → 劣等感・孤独感 → 感情の減退・性欲の低下 → ますます劣等感 → 抑うつ状態 →勉強不能
神経症の原理は、森田正馬(※神経質の本態と療法―森田療法を理解する必読の原典より)によると、まず元来生まれつき持っている神経症にかかりやすい気質(ヒポコンドリー性基調という)があるために、だれにでもある普通の人が気にもとめないような症状(例えば雑念など)にとらわれるようになる。そうするとヒポコンドリー性基調の人は普通の人は全く気にしないかあるいは気になってもそのうち忘れてしまうようなことを、よく意識してしまい、それを意識しないように意識しないように、またはそれが起こらないように起こらないように・・・と意識してしまう。そうするとますますその症状に気をとらわれるようになり悪循環に陥る。(精神交互作用という)
また、「他の苦痛ならば、どんなことでも忍耐するけれども、この苦しみだけは、がまんができない」などという思想の矛盾に陥り余計にその症状にとらわれるようになる。そうしてたんなる症状だったものが神経症になっていきます。
神経症がひどくなり、症状にとらわれて生活一般が破綻しかけるような強迫性障害(昔は強迫神経症とも言った)などになると、いよいよ心理療法と薬物療法の併用が望まれるようになっていきます。
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| ─ 不安障害(旧名:神経症)の分類 ─ | |||||
| 旧名 | 現在名 | 具体的症状 | 治療法 | ||
| 普通神経症 (神経衰弱・心気症) |
全般性不安障害 社会不安障害 |
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■薬物療法 ■心理療法 ■森田療法 |
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| (急性)不安神経症 (Wikipedia) 発作性神経症 |
パニック障害 (Wikipedia) 広場恐怖 (Wikipedia) |
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■薬物療法 ■森田療法 |
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| 強迫観念症 強迫神経症 |
強迫性障害(OCD) (Wikipedia) 社会恐怖症 (Wikipedia) |
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■暴露療法 無理やり不潔なものを触らせ徐々に慣れさせるなどの療法 ■森田療法 ■認知療法 |
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| ヒステリー | PTSD 心的外傷後 ストレス障害 (Wikipedia) |
災害とか強姦とか虐待のような、そのような心の傷(トラウマ)を受けた後に何らかの原因で衝撃を受けたり思い出したりすると以前のトラウマがフラッシュバックしてパニックあるいは麻痺状態に陥ったような状態になる。 | |||
参考:不安・抑うつ臨床研究会編「不安症の時代」
森田正馬 「神経質の本態と療法」
■ 最新の研究
不安障害の中でも強迫性障害などは最新の研究では脳内の神経伝達物質であるセロトニンという物質が減少しているということがわかっており精神科医などで、抗うつ剤の SSRI などを処方してもらえます。SSRIは「パキシル」 「ルボックス」 「デプロメール」 「プロザック」(参考:Paxilについて(他Web))などという薬の名前で売られています。病院に行って強迫性障害と診断されるとほとんどの場合薬を出されます。
SSRIは「選択的セロトニン再吸収抑止物質」の略で脳内のシナプスというところで放出されたセロトニンは通常再取り込みされるのですが、うつ病の人はシナプスのところで足りない状態になっているので、その再取り込みを阻害することによって、脳内セロトニンの濃度を保つことにより、うつ病が改善されるそうです。
ただし、SSRIは最新の薬で昔の薬のように深刻な副作用を及ぼすものではなくなってきているものの、今でも副作用はあります。
具体的には以下の副作用があるようです。
─ 薬の副作用 ─
一般的な副作用
■頭痛
■眠気
■倦怠感
■吐き気
■胃痛■口の渇き
■便秘
■下痢
■性欲の低下■発疹
■かゆみ
■排尿しづらくなる
■目眩(めまい)重い場合
■不安
■焦燥
■興奮
■混乱■発汗
■体の微妙な震え
■痙攣■意識朦朧
■幻覚
■肝障害参考
■パキシルの副作用
http://glaxosmithkline.co.jp/medical/excl/paxil/fukusayou/p18.html
■ルボックス
http://www.imasy.or.jp/~tkino/luvox.html
なお、薬の併用でもさらに深刻な症状が出る場合もありますので、インターネットなどで個人購入して勝手に飲むようなことはやめましょう。また、薬がないと不安になるというような症状も起こってくるので(薬の依存性からではなく心理的依存により)薬だけに頼るのは避けたほうがよいでしょう。不安障害の場合はうつ病のように自殺することがないので(絶対とはいえませんが)できるならば副作用が全くない認知療法や行動療法などの心理療法によって治すことがよいと思われます。特に森田療法は(森田理論)はお勧めです※森田療法をお勧めする詳しい理由は森田療法を薦める理由参照※他Web参考資料:森田療法についてhttp://www.koyoclinic.com/morita.html
◆ Wikipedia(フリー百科事典) 不安障害(旧名:神経症)
◆ 生活の発見会(NPO法人) http://www.hakkenkai.gr.jp/
※生活の発見会は、森田正馬博士(しょうま・慈恵医大名誉教授、1874〜1938) が創始した、森田療法理論(略称森田理論)にもとづいて、神経質症の悩みを克服した人 たちが、同じ悩みを持つ人とともに、互いに助け合いながら、実生活の中で学習し、行動し悩みの解決をはかっていく会
■ 治療法
■ 森田療法
■ 森田正馬について
幼少時より父に漢学を教えられ、青年時代は仏教や東洋哲学に興味を持ち将来は哲学者になりたかったそうです。その影響もあり、森田の書籍にはいたるところに東洋思想が盛り込まれています。西洋の物質療法(薬)に頼るのもいいですが、森田の「あるがまま」の理論・療法は日本人のわれわれには非常に合います。また、森田自身も幼少期神経症に悩んだことがあり、その後、自分を知るには精神医学だと、医者を目指し東京帝国大学医科大学に入ってから催眠術などにも興味を持ち、その後、神経症研究に人生をかけました。2005年現在から約80〜90年前の森田療法ですがいまだに色あせておりません。後継者により森田正馬思想・理論は受け継がれています。ちなみに、森田療法も万能ではなく本を読むとわかりますが森田療法が合う合わないには個人差があります。 1874年1月18日
(明治7年)高知県香美群富家村兎田(現野市町)に 父:正文 母:亀女の子として生まれる。
文字絵で作成1884年 10歳 10歳のころ寺(真言宗金剛寺)で地獄絵を見てから死の恐怖に取り付かれる
森田正馬自身が幼少期から神経症(現:不安障害)であった1887年9月
(明治20年)14歳 高知県第一中学校(旧制中学)入学 14〜20歳 → 奇術・奇跡・迷信・呪詛・骨相・人相などに興味を持ち、哲学・宗教などを勉強する → 中2のとき、神経症性の心臓病にかかり、心悸亢進なども患うようになりそれから2年間病院通いになる。 → 中3のとき父に無断で上京 3年過程の郵便通信学校の官費生をめざす → 脚気になる → 帰郷 → 高知県第一中学校復学 → 腸チフス(当時死亡率30%)にかかる・心悸亢進なども患う → 中学卒業1ヶ月前、黒田田龍という人が学校にやってきて、黒田家の養子になると言う条件つきで、医大志望生を2名募集(学費を全額出してくれると言う条件付) → これはチャンスだと森田は飛びつき、父親に養子の条件は内緒にして熊本第五高等学校を受験、そして合格 1894年7月
(明治27年)21歳 中学5年過程を8年かかって卒業 1895年9月
(明治28年)22歳 熊本第五高等学校入学 22〜25歳 熊本第五高等学校時代 → 入学して7ヵ月後、養子の条件が父親に発覚し、7ヶ月の学費を返還し、契約解消 → 両親も森田正馬の結婚を深く考えるようになる → 従兄弟と結婚(23歳) 1898年9月
(明治31年)25歳 熊本第五高等学校卒業 → 東京帝国大学医科大学入学(現在の東京大学医学部) → 呉秀三の門下生となる 東京帝国大学医科大学生時代 心悸亢進・脚気恐怖などに陥り病院通い → 学費仕送り途絶える(実際は仕事が忙しくて仕送りが遅れただけだった) → 父に対する面当てに、死んでもよいと覚悟し、薬類一切服用をやめ、睡眠時間を4時間に削って猛勉強 → 後の森田療法の真髄である、「不安をあるがままに受け入れてなすべきことをなす」というあるがままの思想・理論の基礎となる → 捨て身の覚悟で勉強した結果、最下位あたりでさまよっていた成績が、25/119人と言う成績を出す 1902年9月
(明治35)29歳 東京帝国大学医科大学卒業 1903年2月
(明治36)30歳 巣鴨病院医局で助手として修業 → 催眠療法研究 1904年9月下旬
(明治37)31歳 日露戦争で弟の徳弥戦死(弟を医者にしようと勉強を教えていた) 1904年12月
(明治37)催眠療法による強迫神経症の治療に成功 1906年11月
(明治39)32歳 根岸病院院長になる 1911年
(明治44)38歳 初めての子供 正一郎誕生 1912年月
(明治45)千葉医学専門学校の教授にならないかと言う誘い 断る 1919年
(大正8年)45歳 森田療法確立 1920年
(大正9年)46歳 腸疾患 生死をさまよう このころから体調が思わしくなくなる 1922年
(大正11年)48歳 「神経質の本態と療法」発表 1924年8月
(大正13年)50歳 官尊民卑の時代に50歳にしてようやく博士論文が認められ医学博士号授与される → 大量の血を吐くようになる 1925年
(大正14年)51歳 慈恵医大精神神経科教授 1930年
(昭和5年)56歳 一人息子の正一郎が肺結核で亡くなる 1935年
(昭和10年)61歳 妻 久亥 亡くなる 1937年
(昭和12年)63歳 慈恵医大名誉教授 1938年4月5日
(昭和13年)64歳 肺結核で死去 ※参考文献 神経症の時代―わが内なる森田正馬 神経質の本態と療法―森田療法を理解する必読の原典 対人恐怖の治し方 神経衰弱と強迫観念の根治法―ノイローゼ克服への必読の原典 自覚と悟りへの道―ノイローゼに悩む人々のために 生の欲望―あなたの生き方が見えてくる 森田療法 講談社現代新書
■ 森田療法について
─森田療法とはなにか?─(製作中)
製作中 ─森田の入院療法について─(製作中)
森田の入院療法は、
第1段階の臥褥(がじょく)療法
→ 第2段階の軽作業療法
→ 第3段階の重作業療法
→ 第4段階の複雑な作業
と言うもので構成される療法です。
(製作中↓)
第1段階の臥褥(がじょく)療法というのは一週間くらい何もしないで寝るだけです。
ただ寝るだけなのです。何もしてはいけません。食事とトイレのみOKです。
何を目的に臥褥させるかというと、一週間何にもさせないことにより、
不安を喚起させるということと、人間の生の欲望を引き出すのです。
ただ寝ているだけなので、こんなんで治るんだろうか?という不安や、
私は本当に病気なのか?という不安やさまざまな不安に悶絶します。
効き目が早い人だと、、この段階で、あれもしたいこれもしたいというさまざまな欲望が出てきます。
第2段階の軽作業療法では、簡単な作業をします。ごみ広いから掃除から食事作りのようなものです。─参考─(製作中)
ここに体験記が載っています↓
- □ 「対人恐怖症。そして禅(森田療法)との出逢い(前編)(自我の崩壊)」
- http://www.feel.to/dai/morita1.html
- □ 「対人恐怖症。そして禅(森田療法)との出逢い(後編)(不安と一つになっちゃう)」
- http://www.feel.to/dai/morita2.html
- □ 「森田療法雑記(苦楽を越えた生き方)」
- http://www.feel.to/dai/morita-zakki.html
─森田療法(理論)を薦める理由─
- 正確に言うと、森田療法というのは、病や不安や困難を治療する療法ではないのです。「えっ?・・・治らないの?」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、病や不安や困難を治療する療法ではないのです。
森田療法や森田理論を実行すると、「病や不安や困難が跡形もなくパッとなくなる」と思っている方がいらっしゃいますがそれは完全なる間違いです。病や不安や困難はなくなりません。
病や不安や困難を深く調べつくして、そしてその原因をなくそうとするのは西洋医学です。だから精神分析、などによって問題点を深く洗い出し、一個一個なくしていく方法がとられるのです。あるいは薬の服用などによって、不安をなくそう、消してしまおうという方向に持っていくのです。
しかし、森田療法はそうではなく、人生を歩む上で、病や不安や困難は絶対的に避けられないのであるから、そもそもその不安や困難ををなくそうなくそうとあれこれ考える事自体が間違いであり、「病や不安や困難をそのままあるがままに受け入れて、なすべきことをなしていく」と言う方法がとられるのです。そして、その困難をあるがままに受け入れて行くための思想・理論が森田正馬の本には詰まっています。
よって、森田療法や森田理論をすると”病や不安や困難がなくなる、あるいは消滅する”と思っておられる方には森田療法や森田理論の本を読んでも期待はずれということになるでしょう。
しかし、むしろ森田的思考こそが、長期的な人生にとても有意義だと感じています。と言いますのは、ただ単に「試験でいい点をとる」というような問題であればだれでも努力すれば解決可能なことではありますが(一時的勉強不能状態を脱することができた場合、あるいは能力の範囲内において)人生というのは困難が降りかかってくるものですからどうしても解決"不可能"な問題がいつか起こります。極端な場合例えると、愛する人(親・兄弟・友人・異性など)の死や別れなどです。
そういったときに、西洋医学(薬で治療する物質療法等)に走ると、薬で一時的に不安を鎮めることができても、解決したいのに解決"不可能"な問題が事実上、あるいは内心で存続する限り、精神的病が完治することはなく、根本的問題は解決できない、あるいは困難や不安が起こるたびに、その度ごとに薬漬けにならなくてはならずいうなれば困難や不安を薬で解決しようとすると一生薬漬けにならなくてはならないと言うことになるのです。また、生涯薬漬けならば、診療費も・薬代も莫大な資金が必要になります。
確かに、薬は利きます。現在ではいろんな薬が開発されて、副作用も少なくはなってきていますしよほど重症な病、あるは自殺の可能性があるうつ病のような場合は薬を使わざるを得ないでしょう。。。
しかし、「解決可能な問題」に対してならば薬で一時的に不安をなくしたりする治療が可能ですが、「解決不可能な問題」が心の中に残っているのならば、どうしても物質療法では解決できないのです。よって、私は「解決不可能な問題」においては、物質療法ではどうにも対処できないので認知療法(認知の歪を修正する療法)や森田療法などどお勧めするのです。─森田理論の要点─
- 製作中
※参考文献 神経質の本態と療法―森田療法を理解する必読の原典 対人恐怖の治し方 神経衰弱と強迫観念の根治法―ノイローゼ克服への必読の原典 自覚と悟りへの道―ノイローゼに悩む人々のために 生の欲望―あなたの生き方が見えてくる 森田療法 講談社現代新書
■ 森田療法を薦める知識人の声
※赤字は管理人代理Dがつけました
■「頭がいい人」のしくみ 和田秀樹 東京書籍
P80〜 どうしてもやる気が出ない場合は、やる気が「ある」「ない」という問題はそのまま無視して、とにかく自分で決めた目の前の過大をやるという方法もある。これは、不安神経症の治療法の一種で、最近になって国際的な評価が再び高まっている森田療法の考え方の近いものだ。
森田療法の考え方は、生じた不安に対してこれを取り除いたり解決しようとする形で不安を異物扱いせずに、むしろ患者には不安を無視するように新たに与えた目の前の課題に取り組ませようというものである。不安神経症の患者は、ある物事に端を発して執拗なまでにマイナス思考を続け、自分を追い込んで相乗を悪化させるパターンがほとんどである。素人目にはナンセンスに思えるかもしれないが、森田療法では、注意の矛先を変えることで不安を解消し、それによって冷静さを取り戻したり、また、新たな課題をこなすことが自信回復につながることから、実際の治療の場で効果を上げているのである。
不安神経症のような病気を抱えていなくても、その時々の気分に左右されるのはいわば人間の宿命であり、やる気がない状態は誰にでも訪れるものだ。そのとき、単にその流れに身を任せているだけでは、マイナス思考に引きずられてますますやる気が失せていくだけだから、以下にそこから早く脱する手立てを打てるかがモチベーションの維持には重要なのである。
森田療法を応用すれば、こんなときは身近で簡単に出来る目標を自分で定めて、これをとにかくやることで、少なくとも何も出来ない最悪の状態から脱する事はできるはずである。このときのポイントは、できないものではなく、できそうなものを「とにかくやる」ことであり、マイナス思考を止めて行動によって活路を開いていけばよいのである。■「それでも医者になりたい君たちへ 名医が少ない今こそチャンス!」 和田秀樹 PHP研究所
第13章 受験直前のコンディション調整法 ─ 不安を気にすると、よけい不安になる P179〜181
この不安の悪循環を立つのがノイローゼの治療法だといったのが、東京慈恵会医科大学初代精神科教授の森田正馬だ。
じつは、森田氏自身がもともと重度のノイローゼ患者で、もともと優秀な人だったようだが、何年も落第している。体の悪いのが気になって勉強ができなかったのだ。それでも三年ほど遅れて東大の医学部に合格する。
ところが、あるとき親からの仕送りが遅れてしまった。体の弱い(と自分のことを気にしていた)森田氏は、「アルバイトも出来ないし、薬も買えなくなる。これは親から見放されたんだ。もう自分は終わりだ。」と思ったそうだ。
そこで、どうせなら残酷に親を後悔させてやろうと思い腹いせを考えた。その腹いせというのが、薬をわざと飲まない、死ぬ思い出勉強をする(これは体に悪いことである)、そして、一度でいいから主席をとって、親に自分が捨てたのは誤りだったと思い知らせるというものだった。
そういうわけで、体の弱い森田正馬青年は、薬も飲まずに一心不乱に勉強した。すると、これまで森田正馬青年を苦しめていたいろいろな症状が嘘のように消えてしまった。
ここで、森田氏は、自分がいろいろな症状や不安で苦しめられていたのは、その症状や不安を気にするから、よけいにその症状や不安がひどくなるのであって、症状や不安があってもほかの事に注意を向けていれば、自然にそれが感じられなくなるというふうに気づいた(例えば、歯が痛いときに、それを気にするとよけいに痛くなるが、テレビドラマが面白くてそれに熱中していれば、いつの間にかいたいのを忘れるように)。
かくして、症状や不安があっても、それは「あるがまま」にしておき、行動のほうは目的にそったことをしていけば、いろいろな不安症状がなくなるという森田療法が発明された。
この業績で、森田氏は東京慈恵会医科大学の初代精神科教授になるし、この森田療法の有効性は、最近では海外でも評価され、国際的な治療法になっている。
■ 認知行動療法
(製作中)
■ そのほかの治療法
- ■肉を食べよう!
セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンというものから生成されます。トリプトファンは肝臓ではキヌレニンという物質に、脳内と消化管ではセロトニンとなります。
- 神経症(特に強迫性障害)やうつ病の原因として最新の研究では脳内神経伝達物質のセロトニンが足りないということがわかってきています。ではセロトニンとは何か探っていきましょう。
さて、セロトニンが足りなくなるとこれらの症状に影響します。
必須アミノ酸 合成される場所 生成される物質 フェニルアラニン → 副腎 髄質 脳内 交感神経 → アドレナリン ノルアドレナリン ドーパミン トリプトファン → 脳内 消化管 → セロトニン (肝臓ではキヌレニン)
物質 関連する感情 足りないと ノルアドレナリン
ドーパミン→ 幸福感 / 安定感 → 神経症
うつ病セロトニン → 感情 / 情動 / 食欲 / 睡眠 / 生殖 / 運動 / 体温 / 生きがい感 / 充実感 / 物事への関心 / 興味の維持 →
- ところで、必須アミノ酸というのは体内で合成して作り出すことができないので食品からとらなくてはなりません。そして、セロトニンはどんな食べ物に含まれるのかというと、実は肉に多く含まれているのです。ところが、植物や穀物には極少量しか含まれていません。なので肉を食べない人やベジタリアンはセロトニンが足りなくなります。よって上記症状に影響が出ます。
よって神経症 うつ病 の人はなるべく肉をとるようにしましょう!
物質 生成される前の必須アミノ酸 含まれる食品 ノルアドレナリン
ドーパミン→ フェニルアラニン → 肉類 植物 穀物 セロトニン → トリプトファン → 肉類 参考文献:高田 明和 心の病気はなぜ起こるか―うつ病と脳内物質(朝日選書)
簡易目次 |
| 不安障害(神経症)関連の参考文献 ├森田正馬による森田療法の本 ├森田以外による森田療法の本 ├強迫性障害関連 └認知療法・認知行動療法 |
当時、藁にもすがる思いで買い漁ったあさった精神医学関連の書籍の一部
管理人のお勧め度 ◎ 超お勧め |
■不安障害(神経症)関連の参考文献
- ◆森田療法関連本(一覧)
- ◆森田正馬による森田療法の本 森田氏のプロフはこちら
題名: ◎ 神経質の本態と療法―森田療法を理解する必読の原典 (旧版) 対象者: ■不安障害(神経症)
雑念恐怖 詮索恐怖 不眠症 頭痛・頭重、頭内もうろう 疲労亢進 脱力感 劣等感、小心・取り越し苦労 書痙 記憶不良 注意散漫 能率減退 集中力減退 等々内容: 中身は森田による森田療法の詳細な解説です。(森田療法という名前は森田氏の弟子が名づけました)一種の論文でになっていて、神経症の理論から森田療法の理論、そして、森田療法ではどのようにして治療が行われるのかが詳細に書かれています。ちなみに、森田療法に関する知識がないと内容を理解するのはやや難しいです。森田療法を全く知らない人が読むと難しいでしょう。なのでまず森田療法を知らない人は岩井寛氏「森田療法」という参考図書をお勧めしておきます。 定価: ¥1995 (税込) 注意点: ※森田による森田療法(命名は弟子による)の詳細論文です。
一般の精神科医にも読まれるようにかかれたものなのでちょこっと難しいです。
※心理療法
※旧版でも内容は変わりません参考点: 森田正馬三部作といわれている本
「神経質の本態と療法―森田療法を理解する必読の原典 」
→ 神経質・神経症の原理を述べたもの
「神経衰弱と強迫観念の根治法―ノイローゼ克服への必読の原典」
→ 実際の応用と精神修養に役立てるもの
「神経質及神経衰弱症の療法」(絶版 森田正馬全集に入っています)
→ 43例の実例を多数挙げたもの
題名: ◎ 神経衰弱と強迫観念の根治法―ノイローゼ克服への必読の原典 (旧版) 対象者: ■不安障害(神経症)
雑念恐怖 詮索恐怖 不眠症 頭痛・頭重、頭内もうろう 疲労亢進 脱力感 劣等感、小心・取り越し苦労 書痙 記憶不良 注意散漫 能率減退 集中力減退 等々
■強迫性障害内容: 森田による不安障害(旧名:神経症)の治療法ですが、
論文ではないので、一般の人にも読みやすいです。
森田正馬自身の書いた本の中で一番最初に読んだ本でした。
読んだときは、驚愕でした。
なぜなら、本の中で森田によって語られていることが
まさに自分の症状だったからです。
驚くほど、自分の症状、周りに対する振る舞いなど日常活動にいたるまで
本に書かれていることが的中していて、初めて読んだ時は、
なんなんだこの森田って人は・・・と驚きに震えながら読みました。
それ以来森田の本を読み漁り、精神科医に頼ることなく治療にいたりました。
ちなみに、治療のコツは、従順になると言うことです。
いちいち森田の言葉に反発したり、疑ったりすることなく
森田の言葉ひとつひとつを実践していくことです。定価: ¥1995 (税込) 注意点: ※心理療法
※旧版でも内容は変わりません
ただ、新版のほうは別な人の解説が後ろのほうにちょこっとついています。参考点: 森田正馬三部作といわれている本
「神経質の本態と療法―森田療法を理解する必読の原典 」
→ 神経質・神経症の原理を述べたもの
「神経衰弱と強迫観念の根治法―ノイローゼ克服への必読の原典」
→ 実際の応用と精神修養に役立てるもの
「神経質及神経衰弱症の療法」(絶版 森田正馬全集に入っています)
→ 43例の実例を多数挙げたもの
題名: ○ 対人恐怖の治し方 対象者: ■不安障害(神経症)
雑念恐怖 詮索恐怖 不眠症 頭痛・頭重、頭内もうろう 疲労亢進 脱力感 劣等感、小心・取り越し苦労 書痙 記憶不良 注意散漫 能率減退 集中力減退 等々
■強迫性障害
■対人恐怖症内容: この本は、森田療法で実践されている患者の日記に医師が解説・アドバイスを加えるというものを本にまとめたものです。「治療患者の日記に森田が解説を加える」という形式で書かれています。実際に体験した人たちの日記です(今から80年位前)ので、昔の人も現代人と同じようにいろんなことに悩んでいたんだなと読んでいて非常に参考になり、また、安心を得ることができる参考図書です。悩んでいるのは自分だけではないという安心感は不安障害の治療に役立ちます。意外と私たちと同年代10代〜20代の日記も多いので、私としては非常に参考になりました。 定価: ¥1995 (税込) 注意点: ※心理療法 参考点:
題名: ○ 自覚と悟りへの道―ノイローゼに悩む人々のために 対象者: ■不安障害(神経症)
雑念恐怖 詮索恐怖 不眠症 頭痛・頭重、頭内もうろう 疲労亢進 脱力感 劣等感、小心・取り越し苦労 書痙 記憶不良 注意散漫 能率減退 集中力減退 等々
■一般の人向け内容: 共著は水谷啓二氏。
論文ではないので、一般の人にも読みやすいです。
彼も中学高校時代、対人恐怖を始めとしたさまざまな神経症にかかって悩んでいまして
一時は休学して、将来を悲観視していましたが、あるとき本屋で森田の本を読んで森田を知り
森田の指導の下に神経症を克服して、能力を発揮し、東大経済学部に入りました。
森田も言っていることですが、神経症の人は治さなければ一生無駄に過ごしますが
神経症が治ると、ものすごく才能を発揮する人が多いらしいです。
そもそも、普通の人が気にしないことを病気と思い込み、悩み、そして神経症になるので
神経症の人は直ると、そのいろんなことへの気遣いが逆に人生にプラスに働くそうです。定価: 注意点: ※心理療法 参考点: 自覚と悟りへの道 生の欲望 神経質問答 の3つは
森田理論を一般向けにわかりやすく書いた本です
題名: ○ 生の欲望―あなたの生き方が見えてくる (旧版) 対象者: ■不安障害(神経症)
雑念恐怖 詮索恐怖 不眠症 頭痛・頭重、頭内もうろう 疲労亢進 脱力感 劣等感、小心・取り越し苦労 書痙 記憶不良 注意散漫 能率減退 集中力減退 等々
■一般の人向け内容: 共著は水谷啓二氏。
論文ではないので、一般の人にも読みやすいです。
旧版でも内容は変わりません ただ、別な人の解説が後ろのほうにちょこっとついています。定価: 注意点: ※心理療法 参考点: 自覚と悟りへの道 生の欲望 神経質問答 の3つは
森田理論を一般向けにわかりやすく書いた本です
題名: ○ 神経質問答―新しい生き甲斐の発見 対象者: ■不安障害(神経症)
雑念恐怖 詮索恐怖 不眠症 頭痛・頭重、頭内もうろう 疲労亢進 脱力感 劣等感、小心・取り越し苦労 書痙 記憶不良 注意散漫 能率減退 集中力減退 等々
■一般の人向け内容: 論文ではないので、一般の人にも読みやすいです。
旧版でも内容は変わりません。
ただ、新版は別な人の解説が後ろのほうにちょこっとついています。
<目次>
1 生活と向上のための人間学(心理から見た人間の種々相
自分を伸ばす生き方の研究
朝寝のなおし方と能率向上の秘訣
金、物、時間、労力の活用法
金、物、時間、労力の活用法
生活と調和の改善について
子供の心理としつけ方
上手に表現するには)
2 人の心を正しく理解する(神経症になやむ人びとのために
医者と患者の注意すべきこと
学問をする人のために
精神病患者のいろいろ
催眠術の原理と暗示の作用
迷信におちいらないために
私の生い立ちを中心に
森田先生に救われた私の体験)定価: ¥1937 (税込) 注意点: ※心理療法
■絶版です 中古本を探してください参考点: 自覚と悟りへの道 生の欲望 神経質問答 の3つは
森田理論を一般向けにわかりやすく書いた本です
題名: ■一般の人向け○-1 恋愛の心理―神経質を人生に活かす (旧版) 対象者: 内容: 旧版でも内容は変わりません。
ただ、新版は別な人の解説が後ろのほうにちょこっとついています。
この本は神経症とはあまり関係がありませんが、森田理論から恋愛を読み解いています。
なるほどなるほどと感じるところが多々あります。
恋愛に悩んでる方には参考になるのではないでしょうか?
非常に勉強になります。定価: 注意点: 森田療法そのものを扱った本ではなく、森田理論を恋愛に生かすというような本です。 参考点:
題名: 赤面恐怖の治し方 対象者: 内容: 定価: 注意点: 参考点:
題名: 森田正馬全集 全7巻 対象者: 内容: 古本屋でGETSしました。偶然置いてあったので即買い。
「森田正馬全集」は森田正馬が書いた論文を徹底的に集めた本です。いわゆる決定版というか、研究者も読むような本です。森田正馬が良く使う俗称や言葉遣いの間違いまでもそのまま載せているので、初めての人にはお勧めしません。しかも使用されている言語は旧仮名遣いで書いてあり、言葉遣いが古いので、初めて読む人にはまず読めないでしょう。私は森田正馬関連の書籍を一通り読んだあとにこの本を読み始めましたが、知識が入っているのでようやく内容が読める程度で、難しい古語に四苦八苦しています(笑)
森田正馬全集 第1巻 森田正馬全集 第2巻 森田正馬全集 第3巻 森田正馬全集 第4巻
森田正馬全集 第5巻 森田正馬全集 第6巻 森田正馬全集 第7巻 定価: 注意点: 参考点:
- ◆森田以外による森田療法の本
- ■岩井寛
岩井寛氏について 1931年、東京生まれ。
青年期モラトリアムに悩む。
上智大学卒業後、早稲田大学文学部大学院で美学を学び、
さらに東京慈恵会医科大学を卒業。
専攻は、精神医学、精神病理学。医学博士。
1986年5月ガンのため逝去。
著書
- 森田療法 講談社現代新書
実地臨床に活かす精神療法 LSC新書 1
心の管理術―最新精神科学が教える心の安定法 ゴマブックス
人はなぜ悩むのか 講談社現代新書 (693)
うつ病 精神医学入門
心を強くする森田式生活術―"森田療法"に学ぶ積極的生き方 ゴマブックス
森田療法の理論と実際
ノイローゼを克服する生き方
生と死の境界線―「最後の自由」を生きる
文字絵で作成
題名: ◎ 森田療法 講談社現代新書 岩井寛 (著) ¥735 対象者: ■不安障害(神経症)
→ (雑念恐怖 詮索恐怖 不眠症 頭痛・頭重、頭内もうろう 疲労亢進 脱力感 劣等感、小心・取り越し苦労 書痙 記憶不良 注意散漫 能率減退 集中力減退 等々)
■一般の人向け
■癌で苦しんでいる方々内容: 森田療法を知りたい人に真っ先にお勧めできるのがこの参考図書でしょう。内容は森田療法の入門ですが、「あるがまま」の理論を体得することは不安障害で悩んでいる人にしか役立たないというようなものではありません。人生、悩みや不安を一度も味わうことなく死んでいくなんてことはないのですから「あるがまま」の理論は必ず人生に役立つでしょう。
この本の著者岩井寛は、癌に侵され、体中癌に蝕まれていく中で、目が見えなく、耳が聞こえないというような極限状態で口述筆記してこの本は作られました。通常の人ならば絶望に、死んでしまいたくなるような状態でも岩井氏は最後まで人間として、「生の欲望」を実現し生き続けました。岩井氏の人間力には驚かされます。森田療法で「あるがまま」を身につけると、こんな困難でも受け入れていけるものかと読んでいて感動すると同時に、森田療法の深さを思い知らされました。下手な宗教よりほどの効果があるのではないか思いました。
まさしく森田療法関連では名著です。残念ながらこの本を著してわずかで岩井寛氏はお亡くなりになりました。この本の内容は、まさに魂の書といった感じで読む人の心に訴えてくるものがあります。神経症そのほか、難病で苦しんでいる方々にもお勧めできると思います。私は5回くらい読み直しました。これを読んで救われた人も多いようです。
─岩井寛プロフ─
1931年、東京生まれ。青年期モラトリアムに悩む。上智大学卒業後、早稲田大学文学部大学院で美学を学び、さらに東京慈恵会医科大学を卒業。専攻は、精神医学、精神病理学。医学博士。1986年5月ガンのため逝去。著書に、『立場の狂いと世代の病』春秋社、『人はなぜ悩むのか』現代新書など
定価: ¥735 (税込) 注意点: ※心理療法
※森田思想・理論は宗教ではないですよ。参考点:
岩井寛
その他実地臨床に活かす精神療法 LSC新書 1
心の管理術―最新精神科学が教える心の安定法 ゴマブックス
人はなぜ悩むのか 講談社現代新書 (693)
うつ病 精神医学入門
心を強くする森田式生活術―"森田療法"に学ぶ積極的生き方 ゴマブックス
森田療法の理論と実際
ノイローゼを克服する生き方![]()
![]()
題名: 生と死の境界線―「最後の自由」を生きる 対象者: ■岩井寛を知りたい人 ■病(ガンなどの難病)に苦しんでいる人 ■生きる希望を見出したい人 内容: この本は、読むことにより森田療法がわかるというより、森田正馬のいう「あるがまま」を最後まで実践した岩井寛先生の記録です。癌になってどんどん体が蝕まれていく中、松岡正剛さんを相手に最後の最後まで生と死について語りました。その記録です。こういう本は珍しいです。「あるがまま」を身につけると、死の直後まで悲観的になることなく本当に人間らしく生きていけるのだなと痛感させられます。
─目次─
ガンと失明の間―目が見えなくなった!
命の勘定―どのくらい生きられるのか
死とロマンの誘惑―「いま」と「あと」
意味の実現―ガンと闘うのではない
食卓を囲んで―僕の爪を見てください
曲がった足とカルマ―異様な幻視体験
苦痛と精神―過去と現在をつなぐ
自分をさかのぼる―原罪意識とアイデンティティ
学問的自己―ホリスティック・サイコセラピー
あるがままの精神医学―森田療法の周辺
空無の世界―近づく死の彼方へ
通りすぎた女性たち―パンドラの函をあける
蝕まれてゆく体―ニューロ・エンドクライノーマ
正常と異常―神経ブロックの森の下で
植物人間への反抗―まだ、あきらめてはいけない
脳と恐怖―死についての遠い質問
最後の自由―僕の意識を確かめてほしい
臨終の日―口述は続いていた〔ほか〕定価: 注意点: 参考点:
- ■水谷啓二
水谷啓二氏について 旧制中学の終わりごろから高校時代にかけて読書恐怖・対人恐怖・間違い恐怖・性的恐怖・頭痛・不眠・心悸亢進・胃のアトニー・結核恐怖・精神病恐怖などさまざまな神経症と強迫観念に苦しんだ。肉体的にも精神的にも弱い自分を治そうと真冬に冷水浴をしたり真夏に冬着をして電車旅行したりと、誤った間違った自己鍛錬に走り、高校時代ついに勉強不能に陥る。高校時代は寮に入っていたが親に内緒で医者から診断書をもらって学校を休学。帰郷する。父親は薄給の小学校教師で子供の水谷氏には東大に入って官僚か政治家になってもらいたかったが、父親に内緒で帰郷したので父親が激怒し「お前を殺して俺も死ぬ」と日本刀を持って殺されかかるが、母親が仲介に入り助かる。それから半年、昼間はひきこもり夜は徘徊というような生活を続け、自分の理想と現実に悩み不安発作が起こるようになる。その後いろいろなインチキ療法にかかり、ついには母親がためていた貯金を全部出してもらって藁にもすがる思いで上京して「総合ホルモン治療」という療法をを受けるがこれもインチキ療法だった。親に申し訳ないことをしたと絶望していたが、あるとき本屋で森田正馬の「神経衰弱と強迫観念の根治法」という本を見つけ森田正馬に診てもらう。しかし森田正馬は「病気ではないから学校へいけ」と突き放し、水谷氏は泣く泣く学校へ復学し通い卒業する。その後、森田の病院に入院を希望したが森田に受験はどうするといわれ「準備もしてないし受かる見込みがないから入院して一年勉強してから来年受験する」と言ったが、森田に「今年受けなきゃ入院は断る」と言われる。絶望のまま、残り入試まで20日しかなかったがやけくそで勉強する。実は森田が学生時代、父親からの学費仕送り途絶えた時、父に対する面当てに、死んでもよいと覚悟し、薬類一切服用をやめ、睡眠時間を4時間に削って捨て身の覚悟で勉強した結果、最下位あたりでさまよっていた成績が、25/119人と言う成績を出すと言う自身の経験から水谷にそうさせたのだが、それが功を奏し、なんと20日のやけくその勉強で東大に合格する。その後、東大へ通い、森田の元で50日入院し森田療法をうけずっと悩んできた神経症が完治する。その後、共同通信社記者を経て論説委員などを経て、自宅に「啓心会」を設立する。「啓心会」は後に「生活の発見会」(http://www.hakkenkai.gr.jp/)となる。昭和45年脳出血により死去。
(※参考:生の欲望 自覚と悟りへの道―ノイローゼに悩む人々のために)
水谷啓二
その他│ │ ├生の欲望―あなたの生き方が見えてくる
│ │ ├自覚と悟りへの道―ノイローゼに悩む人々のために
│ │ ├心に力がわく5つのヒント―いま必要な“あるがままに生きる強さ”とは何か
│ │ ├ノイローゼをねじふせた男―森田療法の伝道者 水谷啓二の生涯
│ │ ├人生晴れたり曇ったり
│ │ ├森田療法入門 下―ノイローゼを活かす正しい人間学 (購入予定)
│ │ ├森田療法入門 上―ノイローゼを活かす正しい人間学 (購入予定)
│ │ ├慎重で大胆な生き方―神経質を活かす
│ │ ├あるがままに生きる
- ■その他の著者
題名: ◎ 神経症の時代―わが内なる森田正馬 文庫本 対象者: ■一般の人向け
■不安障害(神経症)内容: 森田正馬の指導の下で神経症を克服して才能を発揮した倉田百三の話から始まり森田の人生観・生涯を追い、最後に岩井寛の生と死についての物語(実話)です。第5回開高健賞受賞作品です。森田療法を知らない人が読むには(知っている人でも)もってこいの書物だと思います。 ほかの書物より森田の経歴に関しての記述が詳しいので森田を詳しく知りたい人にはお勧めです。 定価: マーケットプレイスの中古本で50円近くで売っているので中古本で買うほうがお得でしょう。 注意点: 読み物です。治療法などは書いていません。しかし、「あるがまま」の理論はわかります。 参考点: 森田の経歴に関しての記述が詳しいです。森田正馬についてはこの本を結構参考にしました。
題名: △ 人格改造マニュアル 鶴見済 対象者: ■一般の人向け 内容: 完全自殺マニュアルでおなじみの鶴見済氏の本です。
ふらっと古本屋に立ち寄って、たまたま見つけたこの本をぱらぱらめくっていたら
なんと森田療法について書かれていました。
森田療法について217ページから231ページまで14ページに簡単にまとめられています。
やはり80年近くたってもいまだに注目されている療法なんですね。
しかし、森田本を2〜30冊読んでいる私から見ると
ちょっと鶴見氏は勘違いしてるのではないかなと思われる記述がありました。
(つまり、「気分なんかどうでもいい。ウダウダ言ってないで
仕事や勉強をとっととやれ」という荒っぽい治療法なのだ)
と書いてありますが、「気分なんかどうでもいい」と思えば、それははからいになって
ますます精神交互作用が働いて不安に執着してしまうと思います。
不安は不安のまま、いやな気分はいやな気分のまま
あるがままに受け入れて(受け入れようとするのは×)
なすべきことをなすというのが森田の理論です。
ただ、全体的に非常によくまとめられていて、最後には生活の発見会まで紹介してあります。
著者が森田関連の書物を全部読んでいるとは思えませんがそれにしてもさすがプロという感じでした。定価: ¥1260 (税込) 注意点: 読み物です。森田療法の記述は全体のごく一部です。
買うほどのものではないでしょう参考点:
題名: △実践森田療法―悩みを活かす生き方 健康ライブラリー 対象者: ■一般の人向け
■不安障害(神経症)内容: あまり参考になりません。買っちゃいましたが、買うほどのものではないでしょう。 定価: 注意点: 参考点:
題名: 私は森田療法に救われた―一流経営者が陥った心の迷路からの脱出記 単行本 対象者: ■一般の人向け
■不安障害(神経症)内容: 身長155センチの劣等感と、小学校卒という学歴コンプレックスの逆境をばねにし、戦後シベリア抑留から無事生還して己の力のみで元ニチイ副社長まで上り詰めた岡本常男氏は、幼少期からの完全主義などから、仕事一筋で生きてきましたが、森田の言う思想の矛盾からあやまった食事の方法をとるようになり、いつしか胃腸の神経症にかかって食事が取れなくなり、体重30キロ台にまで減少しました。そのときに友人から森田療法の本をもらって森田理論を身につけ自分で治療をし神経症を克服しました。体験記、かつ副社長という視点から森田療法の人生への生かし方を説明しています。 定価: ¥1,121 (税込) ゴマブックスは¥893(税込) 注意点: 参考点:
題名: 宇佐 晋一 木下 勇作
あるがままの世界
続あるがままの世界―宗教と森田療法の接点対象者: ■森田療法と禅などに興味のある方 内容: 森田療法はよく禅の思想に似ているといわれます。森田療法と宗教がどのように似通っているかを知りたい人には役立つでしょう。ただし、あくまで森田療法はあ科学的見地に基づいて考え出された療法であり、宗教とは違うのでその点は注意。 定価: 注意点: 参考点:
- ■大原 健士郎
題名: あるがままに生きる 対象者: 内容: 定価: 注意点: 参考点:
題名: とらわれる生き方 あるがままの生き方 対象者: 内容: 定価: 注意点: 参考点:
題名: 森田式「こころ」の強化法 自信がつく!―「やりたいこと」が無理なくできる知恵ノート 対象者: 内容: 定価: 注意点: 参考点:
題名: 「心の病」、その精神病理―あるがままの自分と仮面の自分 対象者: 内容: 定価: 注意点: 参考点:
題名: 対象者: 内容: 定価: 注意点: 参考点:
題名: 対象者: 内容: 定価: 注意点: 参考点:
題名: 対象者: 内容: 定価: 注意点: 参考点:
題名: 対象者: 内容: 定価: 注意点: 参考点:
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| │ ├長谷川和夫 │ │ ├心を強くする森田式生活術―"森田療法"に学ぶ積極的生き方 ゴマブックス │ │ │長谷川 和夫 (著), 岩井 寛 (著) │ │ └森田療法入門―心の重荷を取り除き、ほんとうの自分を取り戻す法 ゴマブックス │ │ 実質心を強くする森田式生活術と同様の中身です。 │ │ │ ├長谷川洋三 │ │ ├○森田式 精神健康法 |
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| │ │ └心の再発見 |
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| │ │ │ ├鈴木知準 |
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| │ │ ├1987/03 不安解決の講義―神経症の苦しみを救う │ │ ├1986/03 神経症はこんな風に全治する―森田療法の道 │ │ └1980/01 ノイローゼの積極的解決―その治療戦略 |
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| │ └高良武久 │ │森田正馬の一番弟子 東京慈恵会医科大学名誉教授 │ │ │ ├森田療法のすすめ―ノイローゼ克服法 │ ├どう生きるか―神経質を活かす秘訣 森田療法シリーズ (旧版) │ ├神経質と性格学 森田療法シリーズ │ ├対人恐怖の治し方 森田療法シリーズ (森田正馬と共著) │ ├森田精神療法の実際―あるがままの人間学 │ ├森田療法のすすめ―ノイローゼ克服法 │ ├生きる知恵―神経質を活かす正しい生活道 │ ├赤面恐怖の治し方 (森田正馬と共著) |
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| │ ├高良武久著作集 (6) │ ├高良武久著作集 (5) │ ├高良武久著作集 (4) │ ├高良武久著作集 (3) │ ├高良武久著作集 (2) │ └高良武久著作集 (1) │ ├強迫性障害関連 |
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勉強不能における強迫性障害は例えば、
などです。 |
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| │ ├強迫性障害からの脱出 │ ├強迫性障害―わかっちゃいるけどやめられない症候群 │ ├×手を洗うのが止められない―強迫性障害 │ └◎不安でたまらない人たちへ―やっかいで病的な癖を治す |
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| │ └認知療法・認知行動療法 │ ├◎〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法 │ デビッド・D.バーンズ著 |
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| ├◎ 認知療法実践ガイド基礎から応用まで―ジュディス・ベックの認知療法テキスト |
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| └認知臨床心理学入門―認知行動アプローチの実践的理解のために | ||||||||||||||||
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| アイデンティティ拡散で勉強不能の場合 |
| アイデンティティとは自我同一性とか自己同一性とも言いますが 簡単に言うと「私とはなんなのか」ということです。 エリク・エリクソン(E・H・Erikson、1902年- 1994年)が提唱しました。 よく青年期(高校生〜大学生〜30くらいまで)になると ちょっとした挫折などから自分自身を喪失することがあります。 自分自身がいったいなんなのかわからなくなり、 また、何のために生きているのかわからなくなったりして 大学でも何年も留年したり、中退したり、旅に出たり・・・ そういうひとが必ず毎年何人か出るのです。 アイデンティティ拡散状態のままだと、そのまま 何年も自己探求のために時間を浪費したりすることがあります。 なので、青年期にアイデンティティ拡散状態になったらこの状態から脱却することが大事です。 ちなみに、モラトリアムと言う用語を心理学に取り入れたのもエリクソンです。 アイデンティティ拡散 ・ 青年期モラトリアム ・ スチューデントアパシー(退却神経症) は似ている部分があります。正確な分類ではありませんが、一応参考までに↓
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| ├E・H・エリクソン │ ├◎ アイデンティティ 改訂―青年と危機 |
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| │ └◎ 自我同一性―アイデンティティとライフ・サイクル |
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| ├アイデンティティの心理学 講談社現代新書 鑢 幹八郎 (著) |
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| ├△ 拡散diffusion―アイデンティティをめぐり、僕たちは今 |
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| ├○ 自己形成の心理学―青年期のアイデンティティとその障害 |
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| ├アイデンティティの発達―青年期から成人期 |
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| 青年期 / 青年期モラトリアムで勉強不能の場合 |
| 「モラトリアム人間」と言う言葉を聞いたことはあるでしょうか。 日本でこの用語を広めたのは小此木啓吾氏です。 おそらく高校生ならば、倫理の教科書の最初のほうに出てきたのを思い出すことと思います。 モラトリアムというのは、正確には経済用語ですが、 それを心理学に取り入れたのがエリクソンです。 モラトリアムとは社会的猶予期間というような意味合いで、 青年期から大人になる(18歳から〜30歳くらいまで)までのひとで、 何かしら、社会的義務や責任を回避したり一時猶予したりするような現象を モラトリアムと言います。 大学生4年くらいになると就職活動をしなければなりませんが、 どうしても就職したがらず留年したり、休学したり、もう一度大学に入りなおしたり・・・ あるいは、社会に出た人がもう一度学生に戻ったり、会社を変えて就職しなおしたり・・・ こういうの何かしら、社会的義務や責任を回避したり一時猶予したりするような現象を モラトリアムと言います。 明治時代くらいからモラトリアム人間はいたようです。 しかしそのようなことをできたのは、働かなくても食べていけるような 裕福な親を持つ裕福層の子供だけだったようです。 しかし、現代では多くの人が裕福になり、モラトリアムを過ごす人は確実に増えているようです。 引きこもりやニートやアイデンティティ拡散とは、症状は違いますが、 だらだらと将来を考えずに時間を浪費してしまうと言う意味では同じです。 この現象に陥っている人は、早急に解決すべき問題であります。 アイデンティティ拡散 ・ 青年期モラトリアム ・ スチューデントアパシー(退却神経症) は似ている部分があります。正確な分類ではありませんが、一応参考までに↓
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| ├小此木啓吾 | |||||||||||||||||
| │ ├モラトリアム人間の時代 中公叢書 文庫 |
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| │ ├モラトリアム人間の心理構造 |
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| │ └モラトリアム人間を考える | |||||||||||||||||
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| ├笠原 嘉 │ ├青年期―精神病理学から |
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| ├青年期の人間関係 人間関係の発達心理学 斎藤 誠一 ├青年期の病理と治療 若林 慎一郎 ├青年期の意識構造―その変容と多様化 加藤 隆勝 ├自己形成の心理学―青年期のアイデンティティとその障害 高田 利武 ├青年期の自己形成―そのプロセスと生き方の探求 伊藤 順康 ├青年の心理学 ベーシック現代心理学 落合 良行 (著) 斎藤 誠一 (著) 伊藤 裕子 (著) ├青年期の深層 日本人の深層分析 馬場 謙一 (編集) 小川 捷之 (編集) 福島 章 (編集) 山中 康裕 (編集) ├働こうとしない人たち - 拒絶性と自己愛性 矢幡 洋 ├成人(おとな)になること―生育史心理学から シリーズ人間の発達 西平 直喜 ├児童期・青年期の心理と生活 吉田 辰雄 |
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| はじめに |
スチューデントアパシー(退却神経症)で勉強不能の場合
| アイデンティティ拡散 ・ 青年期モラトリアム ・ スチューデントアパシー(退却神経症) は似ている部分があります。正確な分類ではありませんが、一応参考までに↓
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| ├笠原 嘉 │ ├アパシー・シンドローム 岩波現代文庫 |
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| │ └退却神経症―無気力・無関心・無快楽の克服 講談社現代新書 |
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| ├インポスター現象 ポリーヌ・R. クランス (著), 小此木 啓吾
(翻訳), 大野 裕 (翻訳) |
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| ├無気力のメカニズム―その予防と克服のために 宮田 加久子 |
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| ├若者・アパシーの時代―急増する無気力とその背景 稲村 博 |
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| 勉強不能に悩む人へ(どうしても勉強ができない人へ)はここまで↑ |
| ゼロからの勉強不能克服法(森田療法の応用) |
雑念が浮かんで集中できない
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| 原因 | 雑念が浮かんできて、雑念が浮かぶと勉強できないからとそれを取り払おうとすればするほど、その雑念に意識が集中してしまい、ますます雑念に支配されるのが原因です。 普通の人ならば雑念が起こっても気にも留めないのですが、神経症的な人は普通の人以上にこういうものに気づきやすい・気にしやすい性格があります。森田正馬は「普通の人以上に気づき易い、気にしやすいという性質」のことをヒポコンドリー性基調と説明しています。 そして、神経症的な人はこの症状が起こると勉強に不都合と考え無理に雑念が起こらないようにしようと”はからうようになります。そうすると余計に雑念が起こるようになってしまいます。意識を集中すれば集中するほど意識はそのほうに向いていきます。そのことを「精神交互作用」といっています。そうすると神経症の人はますますその症状にとらわれ、ますます取り払おうとしてどんどんドツボにはまっていくのです。 |
| 森田的要点 | 雑念は雑念が沸いたまま放置するのが基本です。そもそも、雑念が起こるのは人間にとって当たり前のことですが、神経症的な人はそれを異常と考えるので、それを取り払おうとはからうようになります。雑念が起こるのは人間にとって当たり前のことだということを理解し、無理に取り払わないようにしましょう。 |
| 具体的 解決法 |
■雑念が沸いたらメモ帳にそれを書くようにする
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繰り返し読み返してしまう |
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| 原因 | 一回で覚えようとする完全主義や、前の部分を覚えていないという不安感・恐怖感・不完全感などから来ています。不安感・恐怖感・不完全感などから今やっているところよりも、前にやった部分のほうが気になって、そっちに意識がいっているので、現在やらなければならない部分が手につかず、現在のところがますます理解不能になり、ますます、前に戻って勉強しないとわからないというような矛盾した思想に陥り、どうしても戻ってしまうようになります。なので何度も戻ったりすることになります。 |
| 森田的要点 | 気分はそのまま放任する。 |
| 解決法 | ■一度読んだところは絶対に読み返さないようにする ■たとえ理解できていないと思っても、また繰り返せばいいので、 ひとまずわからないままに気分に支配されないように前に進む。
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途中で中断するとはじめから読まないときがすまない |
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| 原因 | 製作中 |
| 森田的要点 | 製作中 |
| 解決法 | 製作中 |
きちっと線を引かないと気がすまない |
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| 原因 | 製作中 |
| 森田的要点 | 製作中 |
| 解決法 | 製作中 |
わからないものをすぐ調べてしまうので集中できない |
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| 原因 | 製作中 |
| 森田的要点 | 製作中 |
| 解決法 | 製作中 |
すぐに集中力が切れる |
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| 原因 | 製作中 |
| 森田的要点 | 製作中 |
| 解決法 | 製作中 |
不安になって勉強が手につかない |
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| 原因 | 製作中 |
| 森田的要点 | 製作中 |
| 解決法 | 製作中 |
記憶が出来ない |
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| 原因 | 製作中 |
| 森田的要点 | 製作中 |
| 解決法 | 製作中 |
他の本を読んだりするのは遠慮なく出来るのに
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| 原因 | 製作中 |
| 森田的要点 | 製作中 |
| 解決法 | 製作中 |
勉強をするとすぐに眠くなる |
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| 製作中 | |
| 製作中 | |
| 解決法 | 製作中 |
製作中
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